Facebook広告には、一度広告を出稿した後に広告を編集できる機能が存在しています。
本記事では投稿後のFacebook広告の編集方法と、変更履歴の確認方法をご紹介します。
また、変更履歴の確認が一般ユーザーにも可能になっている背景についても解説していきます。
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Facebook広告は投稿後でも編集可能
Facebook広告ではデフォルトの機能として、投稿後の広告のデザインや文言などを編集して修正する機能が備わっています。
もしこの機能がなかったら、些細な誤字脱字の修正やオーディエンスの反応を見た結果のクリエイティブの修正を行うために、いちいち広告を再出稿する必要が生じてしまいます。
この機能によって広告主は広告の最適化がより行いやすくなり、また広告に修正しないといけない誤字脱字があった場合でも迅速な対応が可能となっているのです。
Facebook広告の編集方法
Facebook広告の編集方法は以下の流れで編集することができます。
- 編集したい該当の広告を表示する
- 画面右上の黒丸が横に3つ並んでいる箇所を選択する(「・・・」のような箇所です)
- 「広告を編集」を選択
上記の流れで広告の編集を行うことが可能です。
また、編集できる種類は以下の通りです。
- クリエイティブ
- オーディエンス
- 1日の予算
- 期間
- 支払い方法
詳細に編集することが可能なので広告の反応を確認し、逐一広告を最適化していきましょう。
ここで一つ注意していただきたいのが「一般ユーザーも編集履歴を確認できる」という点です。
後に詳しく確認できる理由を解説しますが、一般ユーザーが編集履歴を確認できるということは、過去の誤字脱字も全て見られるということです。
修正回数が多すぎると、広告対象のサービスや商品に対しても懐疑的な印象を与えてしまうため、過度な修正は気をつける必要があります。
Facebook広告を編集できない場合の対処法
基本的に広告主であれば広告の編集は可能ですが、時折編集したいのに編集できないというケースがあります。
どういったケースが想定できるか、またその対処法をご紹介します。
アカウントの操作が一切できなくなった
広告の編集だけでなく、アカウントの操作が一切できなくなってしまった場合はFacebook側にアカウントを停止された可能性があります。
Facebookでは、通報や自動検知、不正利用などによってアカウントが停止されるというケースがあり得ます。
その場合はもちろん広告の編集はできませんので、一定期間待つかアカウントを作り直すしかありません。
画像の編集ができなくなった
広告の画像を編集して新たにアップロードしたいのにできないというケースです。この場合は以下の原因が考えられます。
- 最新バージョンのAdobe Flashがインストールされていない
→古いバージョンのものだとアップロードが正常にできない場合があります。 - ファイルの拡張子がFacebookでは非対応
→Facebookでは画像の拡張として「.jpg」「.bmp」「.png」「.gif」「.tiff」の使用が推奨されています。もし、アップロードできない画像の拡張子が上記に当てはまらない場合は変換する必要があります。 - 画像のファイルサイズが大きすぎる
→Facebookではあまりにも大きい画像ファイルを投稿することはできません。15MB以下が推奨されているため、超えている場合は圧縮する必要があります。 - PCブラウザが最新版ではない
→Adobe Flashと同様に、ブラウザも古いバージョンでは正常に動作しないことがあるようです。
動画の編集ができなくなった
広告の動画を編集して新たにアップロードしたいのにできないというケースです。
この場合の原因は、ファイルの拡張子がFacebookでは非対応のものになっていることが考えられます。
画像と同様に動画もFacebookでは使用できる拡張子が限られています。
動画の拡張子としては「MP4」「MOV」の使用が推奨されています。
もし、アップロードできない動画の拡張子が上記に当てはまらない場合は変換する必要があります。
Facebook広告の投稿後に編集すると見た相手もわかる
Facebook広告は編集可能であると説明しましたが、実は広告の編集履歴を投稿主はもちろん、一般のユーザーも確認できます。
試しに皆さんが見ている広告に「編集済み」の記載がある広告を見つけたら確認してみてください。
広告のデザインや文言がどのように変わったのかを確認できるはずです。
広告主が編集履歴を確認できるのは当然ですが、なぜ一般ユーザーまでもが履歴を確認することができるのでしょうか。
これには不正防止の背景があります。
一般ユーザーが広告の編集履歴を確認できる理由
広告の編集履歴を一般ユーザーにまで開放することで、広告の不正利用を防止するというFacebook側の狙いがあります。
Facebookにこの機能がなかった時代には、広告主が一般ユーザーのいいねや反響の多い投稿を買取り、内容を広告用に編集して出稿する、というケースが多々ありました。
反響のいい広告の方がより拡散される仕組みとなっているため、最初から反響のついている投稿を広告に利用することで意図的に広告を拡散することができたのです。
もちろん規約には違反しているのですが、一般ユーザーにはそれを確認できなかったため通報することもできず、こういった悪質な広告手法が蔓延していました。
それを防止するために、一般ユーザーにも広告の編集履歴を見れるようにしたというわけです。
仮に現在においても、広告主がこういった手法で広告を拡散した場合、編集履歴を一般ユーザーは見れるためすぐに悪質だと判断できます。
そして通報することによって、広告を差し止めることができるのです。
そういった背景から広告の編集履歴は一般ユーザにまで解放されています。
Facebook広告アカウントの変更履歴を見る方法
では実際にFacebook広告アカウントの変更履歴は、どのようにしたら確認できるのでしょうか。
手順を解説していきます。
- 広告マネージャーにアクセスし、キャンペーン・広告セット・広告のいずれかを選択する
- 変更履歴を確認したいキャンペーン・広告セット・広告のいずれかを選択するか、チェックボックスにチェックを入れます
- その中で変更履歴のある広告を選び、右側に表示されるサイドペインを選択します
- 変更履歴が一覧で表示されます
上記の手順で変更履歴を簡単に確認することができます。
また、一覧画面では表示オプションを絞り込むことができるため、編集を実際に行なった人物別に絞り込んで表示させるといったことも可能です。
変更履歴の中でよく確認する表示オプション
Facebook広告の変更履歴の中で、頻繁に確認する表示オプションについて、簡単に解説します。
- アカウント:広告の承認や却下、アカウントの変更がどのタイミングで行われたかを確認できる
- 広告:広告のクリエイティブや内容自体にどのような変更が加えられたか確認できる
- ターゲット:広告の配信ターゲットに設定されているオーディエンスの変更を確認できる
- 入札:広告セットに対する入札価格などに対して、加えられた変更を確認できる
- 掲載ステータス:広告が審査によって停止されたり削除、掲載が再開された等の履歴を確認できる
これらの表示オプションを活用し、効果的に広告の編集履歴の確認を行なっていきましょう。
変更履歴から運用担当者の運用状況を確認しよう
Facebook広告の編集履歴が確認できるということは、単に広告の効果を高めるという点以外にもメリットがあります。
それは広告を管理する人にとってのメリットです。
主に代理店に広告を依頼している場合のメリットになるのですが、編集履歴を確認することで代理店がしっかりと広告の運用を行なっているかどうかをある意味で監視することができるのです。
Facebook広告はその性質上、最初のデザインが最適解で修正の必要が0ということはあまりあり得ません。
オーディエンスの反応を見たり、広告を出稿するタイミングや予算を適宜調整したりすることで徐々に最適化を図っていくものなのです。
にもかかわらず、広告の編集履歴が全くなかったらどうでしょうか?
広告の運用を任せている代理店が、出稿するだけでして後の運用をしっかりとしていない可能性がありますよね。
編集履歴が頻繁に更新されている場合は、誤字脱字などを除いてしっかりと広告を運用していると判断する材料になります。
編集履歴が全くない場合は、運用担当の方に一度「弊社の広告ですが運用はどのようになっていますでしょうか」と確認することをおすすめします。
そこで編集履歴がないにもかかわらず、「適宜調整し最適化しています」といった返答があった場合は、その代理店の信頼性が下がるので、代理店のリプレイスを検討しましょう。
「依頼している代理店ではしっかり運用してもらえていないなぁ」と感じているなら、一度弊社にご相談ください。少額予算から出稿できるFacebook広告の運用サービスはとても評判が良いです。
まとめ
Facebook広告における投稿後の編集方法と、変更履歴の確認方法について確認しました。
編集方法はとても簡単なので、誤字脱字に気づいた場合やクリエイティブの微修正を行いたい際にはぜひ活用しましょう。
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