「Facebookの右側広告枠ってそもそも何?」
「右側広告枠にはどんな特徴があるのかな」
「右側広告枠の活用事例を知りたい」
Facebook広告を何度も利用していると、基本となるニュースフィードやストーリーズ以外の配信面も試してみたくなる人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、画面右側の広告スペースに広告を出せる一風変わった配信面「右側広告枠」です。
本記事ではFacebook広告の右側広告枠について、特徴や活用するメリットを詳しく解説します。フォーマット・規定、活用事例など、実際に投稿する際に参考になる内容も紹介しているので、利用を検討している人は参考にしてみてください。
「右側広告枠はいつも何となく配信先に含めているけど、有効な使い道がよくわからない」という人は、Facebook広告のプロの力を借りましょう。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算から利用可能ですので、ぜひご活用ください。
Facebookの右側広告枠の広告とは?
Facebookの右側広告枠の広告とは、Facebook広告を出稿できる配信面の一つで、主にFacebookの各ページ右側に配置される形式の広告です。
右側広告枠という名称ですが、場合によっては画面右側以外に表示されるケースもあります。
たとえばホーム画面では、画面右上に「広告」と書かれた広告用のスペースが用意されており、右側広告枠を配信先に含めるとこちらに自社の広告を表示できます。
右側広告枠のフォーマット
ここでは、右側広告枠におけるフォーマットについて説明します。
Facebookの右側広告枠では、画像広告とカルーセル広告の2つのフォーマットが利用可能です。
画像広告のフォーマット
右側広告枠で画像広告を利用する場合、以下の規定にしたがって広告およびクリエイティブを作成してください。
画像のファイルタイプ | JPGまたはPNG推奨 |
---|---|
アスペクト比 | 1:1推奨 |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上推奨(上限なし) |
見出し | 40文字以内推奨 |
最小幅 | 254ピクセル |
最小高さ | 133ピクセル |
出典:画像 Facebook右側広告枠(Facebook公式ページ)
上の表に記載したのは大半が推奨条件ですので、こだわりがあれば別のファイル形式やアスペクト比も利用できます。ただ、余計なトラブルを避けたいのであれば、基本的にこちらの条件に合わせるのが無難です。
カルーセル広告のフォーマット
Facebookの右側広告枠では、画像広告だけでなくカルーセル広告も利用することが可能です。カルーセル広告を使いたい場合、以下のフォーマットに合わせて広告を作成してください。
画像のファイルタイプ | JPGまたはPNG推奨 |
---|---|
動画のファイルタイプ | MP4、MOVまたはGIF推奨 |
アスペクト比 | 1:1推奨 |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上推奨(上限なし) |
見出しテキスト | 40文字以内推奨 |
ランディングページのURL | 必須 |
カルーセルカードの数 | 2~10枚 |
画像の最大ファイルサイズ | 30MB |
動画の最大ファイルサイズ | 4GB |
動画の長さ | 1秒~240分 |
アスペクト比の比率許容誤差 | 3% |
出典:カルーセル Facebook右側広告枠(Facebook公式ページ)
右側広告枠では、カルーセル広告に使用したもののうち、最初のカルーセルカードだけが広告画像として表示されます。ほかの配信面とは異なり一度に画像を複数見てもらうことはできないため、ユーザーが興味を持ってくれそうな一枚を慎重に選びましょう。
「カルーセル広告って何?」という方は、以下の記事もご覧ください。
▶︎ Facebook広告のカルーセル広告とは?作成方法や運用のポイント
右側広告枠の特徴
Facebookの右側広告枠の特徴としては、主に以下の点が挙げられます。
- デスクトップ版にしか表示されない
- 画像の表示サイズが比較的小さい
- 通常の投稿に埋もれない
- 広告をクリックすると設定したページに飛ぶ
それぞれの特徴について、以下で詳しく説明します。
デスクトップ版にしか表示されない
Facebookの右側広告枠で押さえておくべき特徴としては、デスクトップ版にしか表示されない点が挙げられます。すなわち、モバイルデバイスでFacebookにアクセスしているユーザーには、右側広告枠に出稿した広告が配信されません。
若年層をはじめ主にモバイルデバイスを利用している層がターゲットの場合、右側広告枠と同時にフィードなど別の配信面にも出稿する必要があります。
画像の表示サイズが比較的小さい
Facebookの右側広告枠は、ページ配置の都合上、ニュースフィードやストーリーズなどと比べると広告枠のスペースが小さめです。それにともなって画像の表示サイズが比較的小さいため、使用画像やテキストを工夫しないと目立たない広告になってしまいます。
ただし2014年7月2日に右側広告枠の仕様が変更されており、7点同時に表示されていた広告が2点に絞られ、各広告の表示サイズは以前より大きくなっています。
通常の投稿に埋もれない
ニュースフィード広告やストーリーズ広告と異なる点として、通常の投稿に埋もれない点が挙げられます。
ニュースフィード広告やストーリーズ広告では、オーガニックな投稿の合間に広告が挿入される仕組みです。一方、右側広告枠はページ右側に広告用の配置が別途設けられているため、一般ユーザーの投稿とは明確に区別して表示されます。
広告をクリックすると設定したページに飛ぶ
右側広告枠の広告を作成するときには、自社サイトや特設ページへのリンクを設定できます。右側広告枠に表示されている広告をユーザーがクリックすると、あらかじめ設定したページに飛ぶ仕組みです。
クリックするとフルサイズ表示に切り替わる形式の配信面もありますが、右側広告枠ではとくに拡大表示はされず、直接外部ページに移動します。
右側広告枠を活用するメリット
Facebookの右側広告枠を活用する主要なメリットは、以下の3つです。
- スクロールで広告が流れていかない
- デスクトップ版のユーザーを狙い撃ちできる
- 手軽にリーチを拡大できる
ここでは、右側広告枠の特徴を踏まえてそれぞれのメリットについて説明します。
スクロールで広告が流れていかない
右側広告枠のメリットとしては、スクロールしても広告が画面外に流れていかないという点が挙げられます。
ニュースフィード広告ではオーガニックな投稿の合間に配置されているため、スクロールすると投稿と一緒に流れて行ってしまいます。
一方、右側広告枠は投稿のタイムラインとは別に用意された広告用スペースを利用します。右側広告枠は固定配置のため、スクロールしても広告が表示されたままの状態です。常に画面内にとどまり続けるため、ユーザーの目に入る機会を増やせます。
デスクトップ版のユーザーを狙い撃ちできる
Facebookの右側広告枠は、デスクトップ版専用の配信面です。すなわち、右側広告枠に広告を出稿することで、デスクトップ版のユーザーへ効率よく配信できるでしょう。
モバイル版にはそもそも右側広告枠が存在しないため、モバイルデバイス中心のユーザーを自然にターゲットから排除できます。オーディエンス設定と併用すればよりターゲティング精度を高められるでしょう。
ターゲットとなるユーザーがよく使うデバイスが判明している場合に有効です。
手軽にリーチを拡大できる
Facebook広告では、複数の配信面へ同時に出稿することが可能です。もともとほかの配信面を利用していた場合、それに加えて右側広告枠にも出稿するだけで、手軽にリーチを拡大できます。
また、広告作成の手間が少ない点も魅力の一つです。フィード広告と同じ画像が流用できるため、とくに現在配信中の場合や過去に配信済みの場合、わずかな作業で右側広告枠用の広告が作成できます。
右側広告枠の広告を作成する際の注意点
ここでは、Facebookの右側広告枠の広告を作成する際の注意点をお伝えします。
使用可能なキャンペーン目的が比較的少ない
Facebookの右側広告枠を利用できるキャンペーン目的は、以下の3つです。
- トラフィック
- コンバージョン
- カタログ販売
右側広告枠では、ほかの配信面と比べると選べるキャンペーン目的が比較的少ないといえます。「来店数の増加」「リード獲得」など、上記以外のキャンペーン目的では広告が配信できませんので注意しましょう。
画像に入れるテキスト量は最小限にする
右側広告枠を利用する場合は、画像に入れるテキストの量を最小限に抑えましょう。
Facebookの右側広告枠の特徴として、画像の表示サイズがタイムラインの投稿と比べて小さい点が挙げられます。そのため、画像内にテキストを詰め込むと見づらくなり、ユーザーに読んでもらえません。
画像内のテキストは、最小限かつ簡潔にメッセージが伝わる文言にするように意識してください。テキストを入れたい場合は、可能な限り見出しテキストのほうに入れましょう。
右側広告枠の活用事例
Facebookの右側広告枠を宣伝に利用した事例を3つ紹介します。
筆者アカウントで実際に右側広告枠で確認した広告を紹介していますので、これから出稿を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
Lancers Assistant
・月額定額制サービス「Lancers Assistant – ランサーズアシスタント」
https://www.facebook.com/lancersassistant1/
クラウドソーシングサイトで有名なランサーズ(Lancers)が運営するサービス「Lancers Assistant」では、サービスの宣伝に右側広告枠が利用されています。
「Lancers Assistant」は、定額制でマーケティングを支援するサービスです。広告をクリックすると同社のページに移動し、サービスの詳細を確認したり、問い合わせフォームから資料請求を行ったりできます。
Video BRAIN
・Video BRAIN
https://www.facebook.com/videobrainjp/
「Video BRAIN」は、株式オープンエイトが販売している動画編集用のツールです。同ツールについての資料請求を増やす目的で、商品説明ページへ誘導するための画像広告を右側広告枠に出稿しています。
DMM WEBCAMP
・DMM WEBCAMP
https://www.facebook.com/DMMWEBCAMP
「DMM WEBCAMP」は、エンジニア転職を支援する教育講座型のサービスです。名前にも含まれているように、DMMグループが運営しています。
広告をクリックすると同サービスの紹介ページが表示され、無料カウンセリングに申し込める仕組みです。
「右側広告枠はほかの配信面と全然違うし、使いこなせる気がしない」と感じたなら、Facebookのプロに相談してみるのも一つの手です。弊社のFacebook広告の運用サービスは少額予算で利用できるため、まずは気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事ではFacebookの右側広告枠について、以下の内容を中心に解説しました。
- Facebookの右側広告枠の広告の概要
- 右側広告枠のフォーマット
- 右側広告枠の特徴
- 右側広告枠を活用するメリット
- 右側広告枠を作成する際の注意点
- 右側広告枠の活用事例
Facebookの右側広告枠とは、主に画面内右側に配置されたスペースに広告が表示される配信面です。
画像の表示サイズが小さい点をはじめ癖はありますが、デスクトップだけに配信できたり投稿に埋もれにくかったりするなどユニークな特徴があります。
現在出している広告がうまくいっていない人は、この機会に右側広告枠を配信先に加えてみてはいかがでしょうか。
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