Facebookショップとは、FacebookとInstagramで商品を展示して販売できる機能です。
FacebookやInstagramで紹介した商品をユーザーがそのまま購入できるので、ストレスフリーに買い物ができるというメリットがあります。
この記事では、そんなFacebookのショップ機能を使うメリットや開設方法、審査を通るコツについてまとめました。
直近のアップデートについても解説していますので、これからFacebookショップを始める担当者はぜひご覧ください!
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Facebookのショップ機能とは
Facebookのショップ機能「Facebookショップ」とは、カスタマイズできる無料のオンラインショップをFacebookやInstagramで公開できる機能のことです。
引用:ビジネスヘルプセンター/Facebookショップについて
アップデート前のFacebookとInstagramのショッピング機能は、広告主のサイトへリンクさせることしかできませんでした。しかしながら、今回のアップデートにより商品の紹介から決済までワンストップでできるようになりました。
ユーザーはFacebookやInstagramで閲覧した商品をそのまま購入できるため、他のサイトに遷移する手間やストレスなく快適にお買い物ができます。
とは言っても、現時点(2021年4月)では、海外ではFacebookおよびInstagram内での決済が可能ですが、国内ではまだ自社のECサイトへ遷移させてからの決済となっています。
ゆくゆくは日本でもFacebookおよびInstagram内での決済が可能になりますので、期待して待ちましょう。
また、新しくなったショップ機能では、商品をまとめてコレクションのように見せる「コレクション」や商品画像が全画面に表示される機能が導入されました。ボタンのデザインやテキストの位置なども簡単にカスタマイズできるので、自社のカラーを伝えやすくなっています。
他にも今回のアップデートで、Instagramのショッピング機能とFacebookショップの管理を個別に行っていたものが、コマースマネージャの登場によって一緒に管理ができるようになりました。
Facebookショップのメリット
Facebookショップを作るメリットはたくさんあります。
- 自社サイト以外で集客できる
- Facebookページ上で顧客と直接やりとりができる
- 商品のアクセス解析ができる
- 商品の発見から購入するまでの流れをスムーズにできる
- 商品の掲載が簡単にできる
自社サイト以外で集客できる
自社サイトに集客する場合、広告費をかけてリスティング広告を出稿したり、検索順位を上位に上げなければいけなかったりと、時間や手間がかかりますよね。
Facebookも認知してもらうためにいいね!やシェアをしてもらったり、フォロワーを増やしたりする必要がありますが、Facebookショップは無料で開設できます。
集客できる場所が複数あると、自社サイトの検索エンジンでの順位が落ちてしまった場合もダメージが少ないので、集客経路は増やしておくと良いでしょう。
Facebookページ上で顧客と直接やりとりができる
ユーザーはFacebook上でお買い物をするだけでなく、お問い合わせもできます。
ECサイトからのお問い合わせですと、かしこまった感じで質問をしにくいと感じる人もいるでしょう。今や多くの人がSNSをやっているので、ECサイトからのお問い合わせよりもFacebookでのやりとりの方がしやすいという人もいます。
まるで店舗での接客のように顧客とやりとりできるFacebookショップは、商品情報を詳しく知りたいユーザーにとって、メインの買い物場所となるかもしれませんね。
データ分析ができる
Facebookショップで紹介した商品は、商品の表示回数や送信されたメッセージ数などのデータを分析できます。
どの商品が人気があるのか、どのデザインだと見られやすいのかなどを知ることができるので、PDCAを回しながら商品を紹介することが可能です。
商品の発見から購入するまでの流れをスムーズにできる
商品の発見から購入するまでの流れがスムーズにできることは、ユーザーにとってストレスフリーにお買い物ができるということなので、大きなメリットと言えるでしょう。
従来は、投稿で見た商品をユーザーが改めて検索してという手間が発生したので、「検索するくらいなら商品を詳しく見なくてもいいや」と思う人も多くいました。
Facebookショップの登場により、投稿をタップすることでFacebookから購入サイトまで直接遷移でき、改めて検索する必要がなくなりました。
海外ではFacebook上で決済もできるようになりましたので、日本でも同様にFacebook上で決済できれば、ますます使い勝手が良くなりますね。
商品の掲載が簡単にできる
自社のECサイトと紐づけるような作業はなく、Facebookショップの管理画面上で商品情報や紹介文を設定すれば簡単に商品が掲載できます。
Facebookショップの開設方法
Facebookショップはコマースマネージャで作成します。作成方法は以下の通りです。
- ショップを作成ページを開き、画面右下にある「次へ」をクリックします。
- チェクアウトが3種類あるので「他のウェブサイトでチェックアウト」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 販売を行いたいFacebookのビジネスページを選択します。アカウントをまだ作成していない場合は「新しいページを作成」から新規作成してください。Instagramでもショップ機能を利用したい場合は、Instagramのビジネスアカウントも選択してください。アカウントを選び終えたら「次へ」をクリックします。
- 「ビジネスのメールアドレスを認証」という画面が表示されるので、メールアドレスを入力してください。
- ショップに使用する商品カタログを選択し、「次へ」をクリックします。このカタログを後から変更することはできません。カタログが設定されていない場合は、「新しいカタログを作成」のカタログ名を入力して「次へ」をクリックします。(アイテムはショップの設定終了後に追加できます。)
- ショップの概要を確認し、問題なければ販売者の同意書を確認して同意した上で「ショップの審査を申請することで、販売者契約に同意するものとします。」にチェックを入れます。「設定を終了」をクリックすると、ショップが販売者契約に沿ったものであるかどうかの審査が行われます。承認されると、カスタマイズしたショップを公開できるようになります。
- 審査合格後(「設定を終了」クリック直後に合格連絡が来ますが、そうでない場合もあるかもしれません。)、アイテムを追加できる画面になりますので、こちらからアイテムを追加しましょう。
Facebookショップの審査を通るコツ
Facebookでショップを開設する場合、事前に以下のことを確認しておきましょう。
- Facebookページを所有しているビジネスマネージャの管理者であること
- Facebookページとカタログを、同じビジネスマネージャで所有していること
- ビジネスマネージャアカウントでページとカタログを管理している場合、アカウントの管理者であること
Facebookショップの活かし方とは
Facebookショップをさらに活かすために、今後はぜひ以下のことに取り組んでみることも視野に入れてみてください。
アップデートで実装されるのはこれからですが、集客や購買に繋がる機能ですので知っておいて損はないですよ。
ライブ配信中にショッピングできるようにする
これから実装される予定の機能ですが、ライブ配信中にリアルタイムで商品が購入できるライブショッピング機能が導入されます。
ライブ配信前にFacebookショップ上のカタログから商品をタグ付けすることで、ユーザーがライブ配信中に表示されている商品をワンタップで確認したり、購入したりすることが可能です。
ユーザーの興味関心度が高いまま商品の詳細を見てもらえるので、購買につながりやすくなる期待もできます。
ポイントシステムの導入
こちらも実装予定の機能ですが、Facebookのポイントシステムが導入される予定です。Facebookのポイントシステムを利用することで、自社でポイントシステムを作る手間が省け、さらにFacebookショップの利用促進を図ることができるでしょう。
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まとめ
Facebookショップについてメリットや開設方法を紹介しました。
日本ではまだFacebookおよびInstagram内での決済機能は実装されていませんが、今後実装されればユーザーのお買い物体験がよりスムーズになることが見込めます。それによって、FacebookやInstagram内でショッピングする人は今より増えるでしょう。
そう考えると、Facebookショップを開設してオンラインショップを整えることは、未来の集客、売り上げの種まきとも言えます。今のうちにFacebookショップを開設して、ショップを整備しておきたいですね。
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