今やSNS広告の中でもメジャーな広告の一つとなっているFacebook広告。
精度の高いターゲティングや配信が最適化される機能の高さから、Facebook広告を導入している企業はたくさんあります。これからFacebook広告にチャレンジするという企業も多いでしょう。
そんな中、これからFacebook広告を出稿する人に知っておいてほしいのが、Facebookにおける広告ポリシーです。
広告ポリシーとはFacebookに掲載できる広告の指針のことで、これに反すると広告の審査に落ちてしまい広告が出稿できません。
この記事では、Facebook広告の出稿作業がスムーズにできるように、Facebookの広告ポリシーについて解説しますので、これからFacebook広告を出す担当者はぜひチェックしておいてくださいね!
Facebook広告の出稿作業自体はそんなに難しくありませんが、クリエイティブを作成したり、PDCAを高速で回すには手間と時間がかかります。弊社では、広告の作成から運用、分析までワンストップでお手伝いをさせていただいていますので、興味のある方は、Facebook広告のサービスページをご覧ください。
Facebook広告とは
Facebook広告とは以下4つのプラットフォームに広告を配信できる広告のことです。
- Facebook(フェイスブック)
- Messenger(メッセンジャー)
- Instagram(インスタグラム)
- Audience Network(オーディエンスネットワーク)
日本ではFacebookの月間アクティブユーザー数が2,600万人(2019年時点)に登ります。LINE、Twitter、Instagramに続くユーザー数ですので、多くの人にアプローチ可能です。
参考:2021年3月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
また、Facebook広告はターゲティングの精度が高い点も魅力で、年齢や性別、住んでいる地域だけでなく、趣味や関心、過去の行動履歴、自社の顧客リストを使用したターゲティングができます。
そのため、テレビCMや看板広告と比較すると、自社がアプローチしたいターゲット層に絞ってコスパ良く広告を出稿することが可能なのです。
さらにターゲティングだけでなく、広告の配信フォーマットも10種類ほどあるため、ブランディングや購買など目的によってより効果を発揮できるようなフォーマットを利用することもできます。
具体的な出稿手順については、「Facebook広告の使い方や出稿手順を5ステップで解説!初心者でも簡単」で解説していますので、これからアカウントを作成する人はこちらもご覧ください。
Facebook広告の審査にかかる期間は?
Facebookに広告を出稿する場合、配信前にFacebookの広告ポリシーに沿った内容かどうかが審査されます。広告の審査は通常24時間以内で結果が出ますが、場合によってはさらに時間がかかります。
審査されるのは以下の内容です。
- 広告の画像
- テキスト
- ターゲット設定
- 広告の配置
- 広告のランディングページのコンテンツ
ランディングページのコンテンツが十分に機能しない場合や広告で宣伝されている商品やサービスと一致しない場合、Facebookの広告ポリシーに違反している場合には、広告が承認されないことがあります。
審査に通らなかった場合は再提出する必要がありますので、スケジュールには余裕をもって取り組みましょう。
審査落ちしないように確認すべき広告ポリシー
Facebook広告の審査に落ちないように、まずはFacebookの広告ポリシー全体に目を通しておきましょう。
広告ポリシーの中でも、広告の審査に落ちる主な理由としては以下の3つが挙げられますので、とくに注意してください。
- 画像内のテキストが多すぎる
- 年齢制限のある商品やサービスを取り扱っている
- 「Facebook」について言及している
画像内のテキストが多すぎる
広告の画像内にあるテキストの面積が多すぎると審査に落ちやすくなってしまいます。以前は画像の面積の20%以内にテキストを収めるようにとのことでしたが、このルールは撤廃されました。
ですが、Facebookの公式サイトには依然として以下のように記載されており、画像内のテキストは20%未満が推奨されています。
“画像内のテキストを20%未満に抑えると、パフォーマンスが高くなることがわかっています。これを踏まえ、メッセージが効果的に伝わるように明確で簡潔な短いテキストを使うことをおすすめします”
引用:広告画像のテキストについて
酒類のような年齢制限のある商品やサービスを取り扱っている
酒類の広告は、ターゲット地域における酒類の広告に関する法律が定める年齢制限などのガイドラインにも準拠している必要があります。これは、国によって飲酒が許可される年齢が異なるためです。
そもそも、アフガニスタンやブルネイのようにアルコールに関する広告の配信が禁止されている国もあります。
酒類の宣伝をしたい場合は、その国や地域の規制に従って配信するようにしましょう。
「Facebook」について言及している
広告内で「Facebook」に言及する場合、以下の点に気をつけましょう。
- Facebookの「F」は大文字にする
- 「Facebook」という単語を、周りのコンテンツと同じフォントサイズとスタイルで表示する
- 「Facebook」という単語の代わりにFacebookロゴを使用しない
- Facebookの商標を複数形にしたり、動詞や省略形で使用したりしない
- 広告の画像にFacebookロゴを改変して使用しない
Facebook広告で審査落ちした時の対処法
Facebook広告の審査に落ちてしまっても二度と審査してもらえないわけではありませんので安心してください。
審査に落ちた場合はその詳細と理由がメールで届きますので、まずはその内容を確認しましょう。
こちら側に不備がある場合は、広告の内容を編集し再提出してください。もし不備がないようでしたら、異議を申し立てることも可能です。
最新の広告ポリシーを必ず確認しよう
広告ポリシーで禁止されている行為の最新の概要は以下の通りです。
- Facebookのコミュニティ規定に違反すること
- 違法な製品、サービスを促進または宣伝すること
- 人種、民族、肌の色、国籍、宗教、性別、性的指向、性同一性、家族構成、障がい、医学的状態、遺伝子状態などに基づく差別をすること
- タバコ製品や関連器具の販売や利用を宣伝すること
- 薬物や薬物関連の商品を宣伝すること
- Facebookが独自の裁量で危険と判断するサプリメントの販売や使用を宣伝すること
- 武器や弾薬、爆発物の販売や使用を宣伝すること
- 成人向け製品やサービスの販売または利用を広告で宣伝すること
- 静的に露骨なコンテンツを掲載すること
- 第三者の著作権、商標、プライバシー権、パブリシティ権などの権利を侵害するようなコンテンツを含めること
- 衝撃的、扇情的、扇動的、または過度に暴力的なコンテンツを含めること
- 個人の人種、民族、宗教、思想、年齢、性的指向、性同一性、障がい、医学的症状、財政状態、投票ステータス、労働組合への所属、犯罪歴、名前などを直接的または間接的に断定または暗示すること
- 偽情報を掲載すること
- 賛否両論のコンテンツを取り上げること
- 機能しないランディングページにユーザーを誘導すること
- 不正行為や詐欺行為を行うこと
- 本物の再生ボタンやお知らせ、チェックボックスなどを装った画像や、実際には機能しない複数選択肢などをクリエイティブに含めること
- 使用前と使用後を含む画像や、期待できない、ありえない結果を含む画像を掲載すること
- 次の給料日までの出費をまかなうことを目的とした、給料日ローン、給料前のキャッシング、保釈保証サービスなどの短期ローンを宣伝すること
- アルチ商法の宣伝をすること
- ペニーオークションの宣伝をすること
- 誤解を招くような主張をすること
- 低品質または邪魔なコンテンツを宣伝すること
- スパイウェア、マルウェア、または予期しない、不当な利用環境をもたらすソフトウェアを含めること
- 利用者が操作しなくても自動的に再生されたり、利用者が広告をクリックした後にFacebook内で拡大表示される音声またはフラッシュ画像を挿入すること
- 詐欺的または誤解を招く手法で、金銭や個人情報をだまし取ろうとする意図を含んだ、製品、サービス、スキーム、クーポンを宣伝すること
- 広告コンテンツまたはリンク先ページの隠蔽など広告審査プロセスおよびその他の法執行システムを迂回する方策を講じること
- 誤解を招く宣伝や詐欺的な宣伝と結びつけられることの多い金融商品および金融サービスを宣伝すること
- 人体の一部または体液の販売を宣伝すること
- ワクチン接種を抑止したり反対したりすること
広告ポリシーには他にも細かい規定がありますし、随時追加されていますので、広告を作成する前に一度目を通しておいてくださいね!
ネットで集客したいなら、Facebook広告以外にもGoogle広告やInstagram広告など様々な手法があります。お客様の声ページも用意していますので、どんな成功事例があるか興味のある人はこちらもご覧ください。
まとめ
Facebookの広告ポリシーについて解説しました。
Facebook広告は広告ポリシーに違反していなければ、最大24時間以内には審査が通ります。
広告ポリシーも禁止行為がたくさんあって一見難しいように感じるかもしれませんが、テキスト面積を広告画像の20%未満にし、広告を見た人が不快にならないようなコンテンツであれば、基本的には審査に通るでしょう。
万一審査に落ちてしまっても詳細と理由がメールに届くので、その内容を踏まえて編集して再提出すれば大丈夫です。配信スケジュールは余裕をもって考えておいてくださいね。
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